広州食べ歩記 広州蓮香樓と炳勝品味 2019年2月
前日の朝食を香港蓮香樓で頂いたので、比較をかねて広州蓮香樓で飲茶を楽しむことに。

蓮香樓の場所はこちら
上下九歩行街にあり、ホリデイイン広州十甫から徒歩5分ほどで訪問することが可能です。この辺りには飲茶の名店が数多く集まっているため、私はホリデイイン広州十甫に宿泊することが多くなります。
旺角洗衣街を9時に出発し、ホリデイイン広州十甫に到着したのが13時頃、ホテルでチェックイン手続きをし、部屋に荷物を置いてから飲茶開始です。

お茶は珍藏普洱茶 36元を選び、お茶しながら注文する点心を選びます。
広州蓮香樓の飲茶はオーダー式で、オーダー表に必要数を記入します。

それぞれの点心の名前の下にランクを表す漢字が書いてあり、小9元、中11元、大14元、特16元、頂18元、超22元、皇25元となります。

残念ながら腸粉は7時から11時となっているため、注文することは出来ず。今回は鲜虾干蒸皇、莲香虾饺皇、八宝糯米鸡、笼仔马粒糕、陈皮牛肉球、春卷拼脆皮萝卜糕を注文してみました。
春卷拼脆皮萝卜糕 特16元

春巻きと大根餅のセット、春巻きは揚げたてでないのが少し残念なところ。

大根餅にはマヨネーズがかけられていました。飲茶の場合、蒸篭に入った蒸し物は熱々ですが、揚げ物は揚げ置きしたものになります。揚げたでないことがほとんどの為、飲茶で揚げ物を食べることが少ない自分です。
続々とやって来る点心たち

笼仔马粒糕 中11元、広州蓮香樓のマーラーカオは1個ずつ蒸しているようです。

大きな蒸篭で蒸して切っているのではないためか、他のお店よりパサつき感が多いように感じます。私が一番好みのマーラーカオは香港蓮香樓のマーラカオになります。
莲香虾饺皇 超22元

蝦餃4個で22元はかなり安いと思います。その分蝦のプリプリ感は少なめ、トータルするとお値段相応かなぁ...と思います。
続いてやって来たのが陈皮牛肉球と鲜虾干蒸皇

鲜虾干蒸皇 特16元

この蝦焼売は良い感じでした!しかも16元と安いのでオススメです。
陈皮牛肉球 大14元、香港人のお友達が大好きな牛肉団子です。

これで14元はお徳だと思います。日比谷の添好運で食べたるとかなりのお値段になるので。
この他に八宝糯米鸡 22元を注文していましたが、写真を撮り忘れたようです...

糯米鸡はマーラーカオと蝦餃を一緒に写ってはいるのですが、蓮の葉を開けた時に写真を撮り忘れたみたいです。
この他に精品纯正生啤酒12元を1本注文して、合計149元のお支払いとなりました。香港と広州の蓮香樓を食べ比べてみて、お味的には香港蓮香樓のほうが私の好み、ただお値段的には広州蓮香樓が安く、費用対効果を考慮すると広州蓮香樓も良いともいます。
事前にWebで炳胜品味を調べてみると、夕食時はかなり混雑するようで予約必須!のようです。しかも予約して、時間内に来店しないと予約を流されてしまうようで...こんな事もあり、一緒にお店に行く広州の方にお願いして予約をして頂きました。そして予約時間の約3分前に到着と、ギリギリで予約を流されずにすみました。
天河の他には海印总店(广州海珠区)、五凤分店(广州海珠区)、珠江新城旗舰店(广州珠江新城)、黄埔大道店(广州天河区)、深圳湾万象城店 (深圳市南山区)があります。広州以外は深圳にもあるんですね。
この日は夕方から雹が降るほどの大雨となり、お店に到着したのが予約時間の3分前程度となってしまいました。

受付で予約して頂いた方からのスクリーンショットを見せ、席に案内して頂きました。予約段階でテーブルが232番と分かっていたので、以外とスムーズに案内して頂けました。スマホから穂役を取って、SMSにテーブル番号まで書かれた案内が届くなんて便利ですね。
232番テーブルはお店の一番奥の方でした。

今回は5人で予約していましたが最終的には4名での食事、計8品を注文してみました。

しっかりお茶代は5名で取られてます...纸巾3元は紙ナプキン代、中国は基本どこも有料ですね。
1人が遅れてくるため、ゆっくり注文することに。メニューは全て写真入で、中国語が分からなくてもイメージがつきます。
最初にやって来たのが虫草花海星炖肉汁 138元

サナギダケとヒトデとお肉のスープ、スープは凄く美味しかったです。好奇心からスープの肉を食べてみましたが、美味しくなかったです。
秘制脆皮叉烧 58元

一緒に行った方が皮がカリカリの叉焼を食べたいということで、こちらを注文してみました。

メニューを見る限りではカリカリの感じでしたが、実際はタレで味付けされているので、思ったほどカリカリでは無かったです。味付けも良く凄く美味しいですが、脂が多いために温かいうちにうちに食べるのがオススメ
农家素三鲜 39元

野菜が少なかったため、こちらを注文してみました。

木耳、インゲン、蓮根、セロリ、パプリカなどを炒めてある料理です。
油盐腊鳮煲仔飯 88元

広東といえば煲仔飯的なことからこちらを注文
秘制黑叉烧 78元

メニューの初めに載っていたので、お店のオススメでしょうか?叉焼がカブリますが注文することに。

脂身が多いので、口の中に入れるととろける様な感じで美味しいです。ただし冷えた物を頂きましたが、ちょっと食べるのが辛かった...美味しいんだけどオジサンは2個程度食べれば十分かなぁ...
怀旧干炒牛河 43元

モチモチした麺が食べたくてこちらを注文

味付けは良かったですが、思ったほどモチモチはしていなく、麺というよりは平打ちのビーフンを食べているような感じです。
招牌菠萝包 45元

このグループのオススメ料理らしく、他のブランドのお店でも提供されている様です。

1の注文が6個というパラドクス、しかも1個が男性の拳ほどの大きさ、2人出来たら食べるのに苦労すると思います。

まさかこれを2人で注文している人はいないだろう!と思い、周囲のテーブルを見回したところ、ほとんどの方が注文していました。
これ、フワフワのメロンパンという感じ、中には何も入っていませんが、パン上部にクッキー生地が乗っているため、カリカリの食感とフワフワの食感を楽しむことができます。美味しいんですけどね、結局3個残って打包でお持ち帰りとなりました。1個から注文できるようにして欲しいなぁ...と思いました。
姜豉汁焗尤鼠斑 368元

魚料理も食べたいと思い、こちらの料理を注文してみました。368元と日本円にしたら6,000円ほどの価格

生姜とタレで蒸した料理というのは漢字から創造できたのですが、尤鼠斑が分からず帰ってきてから調べたら、マダラハタの様でした。味付けも良く美味しいんですが、お値段ほどの美味しさは無かったかなぁ...と感じました。魚料理は薄い切り身の蒸し料理が美味しいと思います。
料理のほかに青鸟精品纯正生啤酒 18元を1本注文、纸巾 3元と合わせ合計で902元のお支払いとなりました。

日本のクレジットカードで支払うことも可能でしたが、テーブルでのお会計は出来ず、お店のメインのカウンターで手続きをする必要があります。
炳胜品味、入店した18時頃はまだ空席が多く本当に要予約?と思いましたが、19時あたりには満席状態になっておりました。かなり広い店内が満席になるため、出来ることなら予約して訪問してください。予約がない場合は少し早めに行って、予約が流れるのを待ったほうが良いと思いました。次回の広州訪問時は炳胜公馆で点心を中心に飲茶を楽しみたいと老います。